「ポリリズム」小林翔監督インタビュー

― まずは監督のお名前、作品名をお願いします。

監督の名前は小林翔、作品名は「ポリリズム」です。

― この作品を作るに至った経緯・動機などは何ですか?

この映画はサブタイトルで「仙台アワー・ミュージック前夜」となっているのですが、えー、ゴダールの「アワー・ミュージック」という去年公開された映画と、それからよく自分が考えていたことが結びついて出来ています。といっても、「アワー・ミュージック」は見ていなかったりするので、都合のいいところを取ってつけてきた感じでしょうか。よく思ったのは、これは「アワー・ミュージック」を観ていない自分の「アワー・ミュージック」への回答なんじゃなかろうか、と。本当の軽い後付です。

― 「ここは!」というこだわりポイントがあったら教えて下さい。

三つの関係の無い話を時間でばらばらにして一つの作品にしているところでしょうか。構造で満足していて中身が薄い。

― 作品の制作を振り返って、印象に残っていることやハプニングなど何かエピソードがあったら教えて下さい。

上映する作品、ということでいえばほとんど初めてだったので、映画撮影に何が必要なのか、について大分身体的に理解させられました。もちろん、少し、ですが。撮影で行った八木山動物園の動物たちのやる気の無さには胸を打たれました。

― 自主制作で映画をつくる、ということについて聞かせてください。

表現することの苦しさを当たり前に感じました。特に、どのように人に伝えるか。表現は伝達でなければいけないと思っているので。自己表現では表現したときにまったく完結しています。えー、つまり、表現の一種としての(自主制作)映画です。個人的には。それ以上の意味は感じていません。

― 最後に一言コメントをお願いします。

15分強、退屈な映画ですが、よろしければお付き合いくださいませ。

ポリリズム 「ポリリズム」 (DV / 20min)
監督:小林翔
出演:佐竹智之、小野里朋子、瀧澤沙絵子、鹿目瞬
自分の一日をビデオカメラに収めようとする男と飛び降り自殺をするビルを探す女、カップル、三組の日常二日間。それぞれのリズム。それからゴダールの「アワー・ミュージック」。全ては、私達の音楽。

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