― まずは監督のお名前、作品名をお願いします。
今年3月に無事卒業しました太田潤です。作品は「声、高円寺に消え」というタイトルです。
― この作品を作るに至った経緯・動機などは何ですか?
あんまりないです。確か思いつきは前作を撮っている間のことだったと思います。東京に進学することをずっと希望していたのでそこで一本作品を作るか、っていう漠然としたものが最初でした。
― 「ここは!」というこだわりポイントがあったら教えて下さい。
この映画は映像以上に音に重さを置いています。映画は映像と音で成っているわけですが、だいたいは映像が中心になりがちです。それは残念なことなので今回は音に演出、象徴、展開、予見など様々な意味を持たせています。極端なことを言えば映画の最中、眼をつぶっていてもらってもかまいません。
― 作品の制作を振り返って、印象に残っていることやハプニングなど何かエピソードがあったら教えて下さい。
同期の西島君、三ツ井くん、千葉さんが出演しているシーンがありますが、撮影後にバッティングセンターに行ったのが楽しかったです。あとその数日後に引地君とも遊びました。
― 自主制作で映画をつくる、ということについて聞かせてください。
自由に制作できるという点が商業映画との一番の違いです。商業映画では制作と観客が自主制作より遠く、自主制作は商業映画よりも近い。その分、作品の中でより監督や役者を多く感じてもらえると思います。
― 最後に一言コメントをお願いします。
自主制作映画は一般的にはよく知られた存在ではないと思いますが、プロの道にもつながるような可能性あふれたものですから、冠婚葬祭以外の用事が無い人は是非お越しいただければ、と。時間つぶしにもなりますし、後悔する体験ではないと思います。
「声、高円寺に消え」 (DV / 13min)
監督:太田潤
出演:千葉好美、西島裕樹
この春無事に卒業し、上京した(予定)僕からお世話になったデパルマへの手紙(予定)、いや、映画。
リンク:「声、高円寺に消え」制作日記